野幌森林公園について (編集中)

位置・大きさ

 札幌市の中心部から東方約11~15kmに位置し、面積は2,051ha(東京ドーム438個
分、東京都港区とほぼ同じ)、札幌市・江別市・北広島市の3市にまたがる野幌丘陵に位置しています。
マップはこちら(野幌森林公園自然ふれあい交流館HPの野幌森林公園遊歩道MAP)。
 

歴史

 開拓時に周囲の森林の多くは伐採が進む一方、1890年代に森林の保全が意識されて、1895年(明治28年)に禁伐林に指定、1908年(明治41年)に野幌林業試験場の試験林になりました。
 1921年(大正10年)には、森林の一部が野幌原始林として天然記念物に、1952年(昭和27年)に特別天然記念物に指定されました。
 1968年(昭和43年)に北海道100年を記念して北海道立自然公園に指定されました。園内の大部分が鳥獣保護区になっており、公園区域の約8割を占める国有林は、昭和の森・野幌自然休養林に指定されています。
 

野幌の自然

 大都市近郊の平地林として、カツラ・ハルニレ・ミズナラなど樹木約110種。
 ミズバショウ・カタクリ・フクジュソウ・エゾエンゴサクなど野草400種以上、キノコ200種以上。
 エゾフクロウ・ホウジロ・クマゲラなど野鳥140種、エゾクワガタなど昆虫1300種。
 そのほか、エゾリスやノウサギなどの動物や、エゾアカガエルやエゾサンショウウオなどの水棲動物が生息する自然の宝庫です。
 林野庁・緑の文明学会制定の「全国森林浴の森百選」に選ばれました。
 

なぜ野幌の自然を守らなければいけないのでしょう

 私たちの暮らしは地球上のあらゆる生物の進化発展に支えられて成り立っています。それは「生物多様性」という言葉に表されています。
 例えばおたまじゃくしが春に生まれ、その沼地が住宅地に変わったらおたまじゃくしは「かえる」に成長できず、その命の元になる卵さえ存在しない土地に変わります。
 江別にもアオサギのコロニーがありますが、沼地がなくなるとアオサギの餌のひとつであるおたまじゃくしをを失うことになり,アオサギはコロニーを放棄するでしょう。
 毎年オーストラリアから飛来するオオジシギは、“子供を生んで育てる土地”としてここ北海道を選択し、草原などでミミズを採取しています。凄いじゃぁありませんか!
 オオジシギやアオサギは、土中の虫を探したり沼地の小魚を獲ったり、餌を失うことは無い程度に求める状態が存在しますが、沼地(えさ)や草原 (卵を 産める条件の環境)が少しずつ減少したら、生物の連鎖のひとつを落とすことになり、これを繰り返せば生物が生きる環境そのものを失うことに繋がりま す。
 わたしたち人間は「人間だけで生きてはいない」つながりの中で生きているのです。
 

野幌の自然を守る取り組み

 アースウインドでは、野幌の自然を知っていただくために、生態系調査研究会を開催しています。
 また、生態系調査研究会をガイドできる人材育成を目的とした、自然ガイド養成講座を開講しています。
 皆様のご参加をお待ちしております。 
 

植物ハンドブック

 野幌森林公園の植物ハンドブック(カラー)を製作、販売しました。

 2009年度版は完売しました。2010年度版を販売中です。
※送料込み670円